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核内受容体 論文紹介 4
2006年10月1日
Botrugno OA, et al.
Synergy between LRH-1 and beta-catenin induces G1 cyclin-mediated cell proliferation.
Mol Cell. 2004 Aug 27;15(4):499-509. PMID: 15327767
LRH-1とベータカテニンによるG1サイクリン依存性の細胞増殖
LRH-1は主として内胚葉系の臓器に発現しているオーファン受容体です。本論文では、LRH-1がサイクリンE1およびD1の誘導を介した細胞増殖亢進作用を有すること、また、LRH-1ヘテロノックアウトマウスの小腸クリプトではDNA合成およびクリプトの長さが減少していることからcell renewalに関与することを報告しております。小腸のcell renewalにはwnt/beta-カテニンシグナルが重要であることから、サイクリンE1およびD1のプロモーターにおけるLRH-1とbeta-カテニンの作用を検討したところ、サイクリンE1プロモーター上ではbeta-カテニンがLRH-1のコアクチベーターとして、サイクリンD1プロモーター上ではLRH-1がbeta-カテニンのコアクチベーターとして働くことが明らかになりました。これらのことから、LRH-1とwnt/beta-カテニンシグナルとがクロストークして細胞増殖を調節すること、LRH-1が小腸クリプト細胞のrenewalに関与ることが示唆されます。
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