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研究試薬開発

ペルセウスが世界で唯一全48種類を取り揃えている核内受容体抗体を、世界の核内受容体研究者へ向けて研究用試薬として販売しています。

核内受容体 論文紹介 3

2006年10月1日

Annicotte JS, et al.
Pancreatic-duodenal homeobox 1 regulates expression of liver receptor homolog 1 during pancreas development.
Mol Cell Biol. 2003 Oct;23(19):6713-24. PMID: 12972592

膵臓発生過程においてPDX-1により発現調節されるLRH-1

膵ベータ細胞からのインスリン分泌不全は2型糖尿病の大きな特徴の一つであることが知られています。インスリン分泌不全を治療する目的で膵細胞を標的とした再生医療の実用化が検討されているが、これを進めるためには発生過程における細胞分化を制御する分子メカニズムの理解が必要です。Liver receptor homolog-1(LRH-1)は肝臓の発生や胆汁酸代謝に関与するオーファン受容体です。本論文では、LRH-1が膵臓に高発現していることに着目し、膵臓の発生におけるLRH-1の発現調節について解析しております。その結果、LRH-1が膵臓の発生に重要な役割を有するホメオドメイン転写因子pancreatic-duodenal homeobox 1(PDX-1)と発生期の膵臓において共発現していること、LRH-1遺伝子のプロモーター領域中にPDX-1の結合配列が存在し、LRH-1の発現がPDX-1によって調節されていることが明らかなりました。このことから、PDX-1がLRH-1の発現を調節していること、LRH-1がPDX-1の下流で膵臓の発生、分化あるいは膵臓の機能に関与していると思われます。