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慢性活動性EBウイルス感染症について
2026年02月25日
みなさんこんにちは。社長の横川です。
慢性活動性EBウイルス感染症(以下、CAEBV)という病気をご存知でしょうか。
非常に稀な疾患ですので、初めて聞かれた方がほとんどと思います。
この病気は、本来は多くの場合で問題にならないEBウイルスが、何らかの理由により体内で活動性を保ち続けることで起こるとされています。EBウイルスは世界中の人の9割以上が一生のうちに一度は感染するありふれたウイルスで、普通は子供の頃に感染して、風邪のような症状(または無症状)で済み、その後は体内で「お休み(潜伏感染)」状態になります。
しかし、何らかの理由でEBウイルスが特定の免疫細胞(T細胞やNK細胞)に感染することで、免疫不全や全身の炎症、多臓器不全につながることがあり、場合によっては血液のがんへ移行する可能性もあるとされています。これが慢性活動性EBウイルス感染症です。
このようにEBウイルスが関与する点や、経過により血液のがんへ移行する可能性がある点から、CAEBVと、PPMX-T003の医師主導治験の対象疾患であるアグレッシブNK細胞白血病(ANKL)との関連性が議論されることがあると伺っています。
このような背景もあり、当社開発中のTfR1抗体PPMX-T003について、大阪大学微生物病研究所 感染腫瘍制御分野 教授 幸谷 愛先生が、CAEBV国際シンポジウムで発表される予定と伺っています。
当社が開発しているTfR1抗体PPMX-T003は、その作用機序から真性多血症やANKLに対する効果が期待されています。また、急性骨髄性白血病、悪性リンパ腫などの血液がんや固形がんを対象として、名古屋大学等と共同で創薬研究を進めています。 私は、PPMX-T003がさまざまな可能性を持つ抗体医薬品候補であると考えています。
今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。