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第26回定時株主総会 質疑応答について
2026年06月24日
みなさんこんにちは。社長の横川です。
本日開催された、第26回定時株主総会で、株主の皆様からいただいた主要なご質問とその回答について、以下の通り概要をお知らせいたします。なお、わかりやすくするため、一部表現を変更した箇所があります。
Q1.創薬の収益化には長期間を要する。短期的な収益確保策としての新規事業推進と、業績回復まで役員報酬減額についてどう考えているか?
A1.まず当社のメインである創薬の収益化を早めるために全力を尽くしていきます。一方で短期的に収益を得るビジネスとして試薬販売や受託研究を進めています。役員報酬については、報酬委員会で業績を含めて総合的に判断・検討して決定しています。
Q2開発パイプラインの導出が進んでいないようだが、現状と今後の見通しはどうか?
A2.現在導出を進めているパイプラインについて説明すると、T003の薬品としてのポテンシャルは非常に高く複数の疾患への適応可能性があります。T002については、放射性医薬品を取り巻く市場環境は世界的に大きく改善しており、国内でも放射性医薬品普及・拡大を後押しする政府などの動きが活発になっています。これらのパイプラインについては導出に時間はかかっていますが、特長や将来の可能性について交渉先等に丁寧な説明を行い、早期導出に繋げていきます。
Q3.カドヘリン(CDH3)の特長は何か?他のRI抗体医薬との違いは何か?
A3.CDH3は、肺がん、卵巣がん、頭頚部がん、膵臓がんなど多くの種類のがんに発現しており、CDH3を標的とするRI抗体医薬は、他と比しても幅広いがん種に対するポテンシャルが期待されます。特に、強力なα線核種と抗CDH3抗体を組み合わせたT002は当社独自の特徴を備えています。
Q4.先日登録されたT002米国製剤特許は他の製剤にも利用可能なのか?
A4.本特許はT002製剤化のための独自発明です。製剤プロセスはそれぞれの製剤が対象となる抗体毎に異なっており、各製剤の特性に合わせて各プロセスに適合した製剤が行われています。今回登録された技術は、他の製剤にも適用されるケースと適用されないケースがあり、すべての他の抗体製剤に応用できるということではありません。
Q5.発表のあったエアジェニックス社(EirGenix, Inc.)との覚書はどのようなものか?
A5.詳細は申し上げられませんが、同社は日本や海外の多くの製薬会社と取引や交渉を行っている台湾のCMOです。PPMXは同社とグローバルな視点で、創薬と製造をシームレスに進めるため、海外CMOを活用した製造体制の構築を図っていきます。
Q6.役員報酬を減額しない理由について、報酬委員会委員長から説明をお願いする。
A6.報酬委員会としては、2026年3月期は、導出活動を強化して前に進めたことや、売上は着実に増加したこと、助成金対象である技術改善を計画通り進捗させたことなど、取締役の業務遂行上の問題は認められず、報酬の減額は実施せず昨年度と同額が適当と判断しました。
Q7.会社の取り組みをより理解してもらうために、情報発信をもっと強化してもらえないか?
A7.情報発信の重要性は強く認識しており、ご指摘を重く受け止め、ペルセウス通信での積極的な情報発信を始めとして、さらなる発信強化に取り組んでまいります。
Q8.東証の発表した新しい上場維持基準をクリアするために、広告などに費用をかけてPRし株価及び時価総額拡大に取り組むべきではないか?
A8.2030年の上場維持基準適合に対する懸念は強く認識しております。足元の株価も見据え、当社は時価総額の向上に向け、今秋のラボ見学ツアーを始めとした様々な対策に努めてまいります。また新しい上場基準適用されるのは2030年ですが、社内には基準変更に対しての取り組みを検討・実施するチームを編成しており、対応策検討を既に始めております。
多くのご質問・ご意見をいただき、誠にありがとうございました。皆様におかれましては、引き続き当社へのご理解・ご支援のほどよろしくお願いいたします。