ペルセウス通信

第25回定時株主総会 質疑応答について

2025年06月27日

みなさんこんにちは。社長の横川です。
本日開催された、第25回定時株主総会で、株主の皆様からいただいた主要なご質問とその回答について、以下の通り概要をお知らせいたします。なお、わかりやすくするため、一部表現を変更した箇所があります。

Q1. 株価低迷の対策として、株主優待や配当政策についてどう考えているか?
A. 株価低迷に対する株主優待や配当政策については、安定的な黒字が達成された後に検討したい。

Q2. 他社と共同開発している検査キットの情報とその市場インパクトをどのように考えているか?
A. PTX3迅速計測キットにつきましては、湧永製薬様が主導で開発を進めているため当社からのコメントは控えさせて頂きます。
東京慈恵会医科大学と共同研究中のPKCδというバイオマーカーに対する検査キットは、AMEDのがん関連の研究助成金を活用し、開発が順調に進んでおりますが、市場インパクトは臨床性能試験結果次第と考えています。

Q3. 従業員が増えているが、人員強化したのはどの部分でしょうか?
A. バイオインフォマティクス、および抗体開発の専門性をもった研究者を中心に雇用し、研究開発力を強化しています。

Q4. このタイミングで剰余金の処分をした理由を知りたい。
A. 剰余金の処分は、財務健全化のため行いました。株主の皆さまへの影響はございません。
 
Q5. 創薬研究においては、有名大学だけでなく地方大学からも情報を得て、パイプライン強化を図ってはどうだろうか?
A. パイプライン強化に向けては、有名大学に限らず、日本各地の大学の先生方とネットワークを組んで研究開発テーマ創出に取り組んでおります。

Q6. PPMX-T002、PPMX-T003が、導出未達となった理由をもう少しご説明頂きたい。
A. 導出期限としていた2025年3月末という期日に間に合わなかっただけであり、開発品について毒性が見られたわけでも、競合他社品に負けたわけでもございません。導出交渉は継続中です。

Q7. PPMX-T002、PPMX-T003の導出時期は、具体的にいつ頃になると想定されますか?
A. 導出活動は相手がある交渉事であるため、具体的な時期を申し上げる事は出来ません。

Q8. 導出未達のような事項に対しては役員報酬返納等のペナルティ的な議論が必要ではないか?
A. 役員報酬に関するご指摘につきましては、社外取締役を中核とした報酬委員会で議論されております。早期導出の実現により経営責任を果たしてまいります。

Q9. 2025年3月期にPPMX-T003のPV治験は完了した。2026年3月期の研究開発費はどのようなものが中心となるのか?
A. PPMX-T003のPV治験は完了したため、それに関連した費用は相対的に減少しており、新規研究テーマや基盤強化に向けた費用が増加しております。
 
多くのご質問・ご意見をいただき、誠にありがとうございました。皆様におかれましては、引き続き当社へのご理解・ご支援のほどよろしくお願いいたします。