ペルセウス通信

みなさんこんにちは。社長の横川です。
本日、アグレッシブNK細胞白血病（ANKL）の医師主導治験において、1例目の患者さんに対し、PPMX-T003の初回投与が行われました。全国の拠点病院の血液専門の先生方のご尽力により、患者さんがこの治験に参加できることになりました。

これまでもお伝えしていますが、ANKLは発症すると急激に症状が悪化し、予後が極めて悪い希少疾患です。発症例が少ないため、症例ごとの情報も少なく、病勢は患者さん毎に多岐にわたると推察されます。本治験に参加された患者さんの期待に応え、患者さんでの安全性と治療効果が得られることを切に願っております。当社は治験の成功を目指して、全社を上げて取り組んでまいります。

当社のPPMX-T003は、動物実験でANKLに対する治療効果が得られていますが、患者さんでの実績はなく今回が初めてとなります。実際の患者さんで治療効果が確認されれば、治療に向けて有効な手段の一つになります。7例の治験が無事に終了すると、世界初のANKL治療薬となる可能性もあります。抗体医薬品で病に苦しむ患者さんを救うことが当社の企業理念です。

皆様におかれましては、引き続き当社へのご理解・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。