ペルセウス通信

みなさんこんにちは。社長の横川です。
本日、３日間に渡って横浜で開催されていたBioJapan 2023およびジャパン・ヘルスケアベンチャー・サミット（JHVS）2023が無事閉会しました。今年はコロナ明けの影響か、昨年までに比べて参加者がかなり多い印象でした。特に、海外からの参加者の増加が目立ち、活況を呈していました。BioJapanの当社ブース（写真１）では、先日お知らせした新たな抗体研究支援サービスと抗体・試薬の新製品を、JHVSでは当社パイプラインを、それぞれご紹介しました。


（写真1）

抗体研究支援サービスは、当社の抗体創薬事業において開発した新たな抗体探索法を活用・応用したシングルセルピッキングサービスです。本サービスは抗体探索のみならず、シングルセル遺伝子解析、希少細胞の回収、遺伝子導入後の細胞クローニング等、幅広い用途に活用できます。

抗体・試薬では、3つの新製品を発表しました。このうちの2つが抗体薬物複合体（ADC）の開発に利用できる抗DM1抗体と、放射性同位体標識抗体の開発に利用できる抗DOTA抗体ですが、今後もシリーズでラインナップをそろえる予定です。さらに、自分の細胞を敵として攻撃してしまう自己免疫疾患の動物モデル作成等に活用できる抗mAQP4抗体も販売を開始しました。いずれも、創薬研究開発の過程で使用する研究用試薬です。

また、JHVSには当社の抗体創薬事業の認知度向上と、関係企業との連携強化を目的に出展し、当社の抗体創薬パイプラインについてご説明しました。写真２は、各参加企業が自社の技術やパイプラインを約50人の聴衆が注目する壇上で説明するコーナーで、当社の臨床開発担当者がプレゼンを行う様子です。


（写真2）

当社ブースでは、当社の抗体作製技術、PPMX-T003の薬剤の特徴や開発状況等について、活発な質疑応答が行われました。このたびは多くの方にお越しいただき、誠にありがとうございました。

皆様には引き続き当社へのご理解・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。