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開発パイプライン

Pipeline

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開発コード
(標的)
対象疾患 地域 創薬
研究
非臨床
試験
第I相
試験
第II相
試験
第III相
試験
申請 承認 導出先
PPMX-T001
(GPC3)
肝臓がん 日本
米国
欧州
中外製薬株式会社
米国
台湾
固形がん 米国
欧州
PPMX-T002 ※
(CDH3)
固形がん 米国
日本
富士フイルム株式会社
PPMX-T003
(TFR)
血液がん
自社開発
PPMX-T004
(CDH3)
固形がん
富士フイルム株式会社

※ 米国では第I相拡大試験、国内では第I相試験となります。

PPMX-T001

PPMX-T001は、がん細胞膜表面上に存在するグリピカン3(GPC3)を標的とします。GPC3は、東京大学先端科学技術研究センター・システム生物医学ラボラトリー(LSBM)が実施したトランスクリプトーム解析により、肝臓がんで高発現していることが見出されました。現在、この標的に対する抗体は、中外製薬株式会社によって、T細胞の再活性化を促進するアテゾリズマブとの併用による臨床試験が進められています。

PPMX-T002

PPMX-T002は、がん細胞表面に存在するカドヘリン3(CDH3)を標的とします。CDH3はLSBMが実施したトランスクリプトーム解析から、主要正常臓器において発現が低く、各種がんで発現が亢進している標的として見出されました。CDH3は、5個の細胞外カドヘリンドメイン(ECドメイン)と1個の膜貫通領域を持ち、細胞間接着蛋白質として機能すると考えられています。
当社はハイブリドーマ法によって取得した抗CDH3抗体をキメラ化して富士フイルム株式会社に導出しております。現在、富士フイルムグループでは、本抗体に放射性同位体を標識することで、副作用を抑えつつがん細胞を効果的に攻撃する抗がん剤として、固形がんを対象疾患とした臨床試験を米国および国内で進めています。

PPMX-T003

PPMX-T003は、トランスフェリン受容体(TfR)を標的とします。TfRは、鉄を結合したトランスフェリンを細胞内に取り込むため、細胞膜上に発現しています。細胞の生存には細胞内への鉄イオン取り込みが必須であり、多くのがん細胞でTfRが高発現していることが広く知られています。鉄イオン取り込みの阻害は細胞内の鉄イオンを枯渇させ、細胞死を引き起こしますが、当社がファージディスプレイ法により取得した完全ヒト抗体は、その極めて高い鉄取り込み阻害能により、効果的にがん細胞を死滅させます。現在、血液がんの一種である真性多血症を対象疾患とした第I相試験を国内で実施しております。

PPMX-T004

PPMX-T004は、カドヘリン3(CDH3)を標的としています。当社は、薬剤を標識したADC(Antibody Drug Conjugate)として富士フイルム株式会社に導出しております。PPMX-T004の標的は、PPMX-T002と同じCDH3ですが、RIを用いないため、投与する施設を選ばないという点で、棲み分けが可能と考えられます。